note Rachmaninov:Symphony No. 2-2 op.27

ラフマニノフ 交響曲2番 第2楽章 Andante

ラフマニノフ(1873〜1943)

ロシア

ロマン派音楽

Allegro molto イ短調、2/2拍子、複合三部形式のスケルツォ。 ラフマニノフが気に入っていたグレゴリオ聖歌の「怒りの日」のモチーフが、冒頭のリズムに乗ってホルンによって示され、その主題を中心に曲は盛り上がり金管群によって高まるがクラリネットのソロをきっかけにモデラート部ではヴァイオリンを中心に民謡風の柔和なメロディーを歌う。中間部では曲想が大きく変わり、せわしないスケルツォ主題へと戻って、曲は再び盛り上がり、コーダでは金管のコラールによる旋律が交錯し、弱々しく楽章を閉じる。

Rachmaninov Russia ロマン派音楽 交響曲 シンフォニックオーケストラ
Release:2012/08  Update:2012/08 Play:13,892

ラフマニノフについて(Sergey Rachmaninov)

ピアノ演奏史上有数のヴィルトゥオーソ(超一流の演奏家)としてフランツ・リストと並び称される存在である。作曲家としては「私はただ、自分の中で聴こえている音楽をできるだけ自然に紙の上に書きつけるだけです…」という言葉が残されている。


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