ポプコンの思い出
2016年09月08日 (木) #音楽
懐かしの、ポピュラーソングコンテスト、通称「POPCON(ポプコン)」の開催地、「ヤマハリゾート つま恋」(静岡県掛川市)の営業が、2016年12月25日に終了するそうだ。
エキジビションホールで、僕はシンセサイザーの音作りやメンテナンス、ヒーティング(当時のアナログシンセは安定させるため本番の数十分前からスタンバイするようにしていた)の担当として、「あみん」が登場してから(1982年ころ)数年間、毎年このコンサートに予選、リハーサルを通して仕事をしていた。
スタッフ大勢で、楽器のセッテイングや、PA、進行、舞台道具など、さまざまなメンバーと朝早くから夜遅くまで大騒ぎだった。
まだまだ、シンセサイザーはアナログが中心で、横について音の調整やチューニング、切り替えなどをしなければならない時代だった。
キーボーディストの周りには、スタンドを立てて、山のようにシンセを積んで、エフェクターにつなぎ、ラインミキサーを通して、PAさんに送る。そんなシステムが通常の光景だった。
生バンドや、ストリングス(生の弦楽)、ブラス隊も入って、今考えるとダイナミックで豪華な音だったと思う。