note Beethoven:Symphony No.7-4 Op.92

ベートーヴェン 交響曲第7番 第4楽章 Allegro con brio

ベートーヴェン(1770〜1827)

ドイツ

古典派音楽

この楽章は特に、リズムが音楽を牽引する力強い楽章です。全体を貫くのは、疾走感あふれるエネルギッシュなリズム。この楽章ではリズムがメロディと同じくらい重要で、全楽器が一体となってビートを叩き出します。弦楽器が刻むフレーズの連続は、まるで勢いよく駆け抜ける心臓の鼓動のよう。聴いているだけで自然と体がリズムを刻みたくなる、そんな高揚感があります。ホルンがリズムの中で重要なアクセントを加え、音楽のスピード感と迫力をさらに高め、リズムの躍動感を際立たせています。途中でちょっとしたスリルやカーブがあっても、すぐにまた全員が一丸となって突き進む。音楽が進むほどに熱気が増して、「これでもか!」というくらいエネルギー全開。最後は全楽器が一緒になって、まるで「やったぞ!」と叫んでいるような大フィナーレ。聴いた後には、元気が湧いてくること間違いなしです!

Beethoven Germany 古典派音楽 交響曲 シンフォニックオーケストラ
Release:2004/08  Update:2024/12 Play:26,231

ベートーヴェンについて(Ludwig van Beethoven)

楽聖と呼ばれ、クラシック音楽史上最も偉大な作曲家の一人である。その作品は古典派音楽の集大成でありロマン派音楽の先駆けとされている。晩年の約10年は難聴が悪化しほぼ聞こえない状態にまで陥ったが、その苦境の中で交響曲第9番などの大作を仕上げた。


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