note Rachmaninov:Piano Concert No2-1

ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番 1楽章 Moderat

ラフマニノフ(1873〜1943)

ロシア

ロマン派音楽

楽器編成は、伝統的な2管編成、Moderato ハ短調 2分の2拍子 自由なソナタ形式。 主題呈示部に先駆けて、オーケストラのトゥッティがロシア的な性格の旋律を歌い上げピアノ独奏がロシア正教の鐘を模したゆっくりとした和音連打をクレシェンドし続けながら打ち鳴らす。抒情的な第2主題は、まずピアノに登場し、劇的で目まぐるしい展開部は、楽器法や調性を変えながら両方の主題がクライマックスを迎える。 聴き手にピアノの超絶技巧の存在を感付かせない音楽的・情緒的な必要性が時には室内楽的な、時には交響的な印象を生み出している。 浅田真央選手の2013-2014シーズンとソチ五輪のフリーで使用する曲、伊藤みどりが1992年のアルベールビル冬季五輪で銀メダルを獲得した際のフリーの曲でもある。

Rachmaninov Russia ロマン派音楽 協奏曲 ピアノとオーケストラ
Release:2007/12  Update:2008/12 Play:24,255

ラフマニノフについて(Sergey Rachmaninov)

ピアノ演奏史上有数のヴィルトゥオーソ(超一流の演奏家)としてフランツ・リストと並び称される存在である。作曲家としては「私はただ、自分の中で聴こえている音楽をできるだけ自然に紙の上に書きつけるだけです…」という言葉が残されている。


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