note Tchaikovsky:Overture Solennelle 1812 op.49

チャイコフスキー 大序曲1812年

チャイコフスキー(1840〜1893)

ロシア

ロマン派音楽

タイトルの「1812年」はナポレオンのロシア遠征が行われた年。チャイコフスキーは特に精魂を込めて書き上げた作品ではなかったものの、歴史的事件を通俗的に表現したわかりやすさによって人気のある作品でTVやCMなどでもよく使われる。クライマックス付近では楽譜上に大砲 (cannon) の指定がある。この曲は「ラ・マルセイエーズ」と「神よツァーリを護り給え」を使用しているが、1812年にはどちらも、まだ国歌ではなかった。

Tchaikovsky Russia ロマン派音楽 序曲 シンフォニックオーケストラ 力強い 戦い 荘厳 躍動 重厚
Release:2004/12  Update:2019/12 Play:23,212

チャイコフスキーについて(Peter Ilyich Tchaikovsky)

曲想はメルヘンチックであり、ロマン濃厚で、叙情的でメランコリックな旋律、流麗で絢爛豪華なオーケストレーション、多彩で天才的なリズムなど親しみやすく、とりわけ後期の交響曲・バレエ音楽・協奏曲などが愛好されている。旧ソ連時代に改竄されたタイトルは、ソ連崩壊後に原典版に戻された。


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