note Beethoven:Symphony No.6-4 Allegro

ベートーヴェン 交響曲第6番「田園」第4楽章 「雷雨、嵐」

ベートーヴェン(1770〜1827)

ドイツ

古典派音楽

原題はGewitter und Sturm、特に決まった形式はない。この楽章のみピッコロとティンパニが加わり、楽しい村民の集いを突然襲った昼下がりの激しい驟雨の様子を活写する。低弦が遠雷の様子を、中高弦・木管が怪しい風音・閃光と雨足を、全管とティンパニが激しい雷鳴と大地の鳴動を表現し、最終部では雨足が遠のき雷雲が去って晴れ間が差した清々しい麗らかな田舎の情景が奏でられる。第2のスケルツォと位置付けることもできる。

Beethoven Germany 古典派音楽 交響曲 シンフォニックオーケストラ
Release:2011/05  Update:2011/05 Play:9,693

ベートーヴェンについて(Ludwig van Beethoven)

楽聖と呼ばれ、クラシック音楽史上最も偉大な作曲家の一人である。その作品は古典派音楽の集大成でありロマン派音楽の先駆けとされている。晩年の約10年は難聴が悪化しほぼ聞こえない状態にまで陥ったが、その苦境の中で交響曲第9番などの大作を仕上げた。


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