note Kreisler:Liebesleid

クライスラー 愛の悲しみ

クライスラー(1875〜1962)

オーストリア

ロマン派音楽

「愛の喜び」と対をなす、広く人気のヴァイオリンとピアノのため小品曲。 「愛の喜び」が長調で快活に喜びを表現しているのに対して、こちらは短調で文字通り悲しげであり独特の情感を発揮させている。レントラーの緩い三拍子に乗って、ヴァイオリンが五度音程の憂いを帯びた旋律を奏でる。中間部はイ長調。低音弦の高音ポジションで高い音を奏でることで渋い効果を上げている。

Kreisler Austria ロマン派音楽 室内楽 バイオリンとピアノ 気まぐれ 甘美 せつない ロマンチック
Release:2014/01  Update:2014/01 Play:5,319

クライスラーについて(Fritz Kreisler)

3歳の頃からヴァイオリンを習い始め、7歳で特例としてウィーン高等音楽院に入学、10歳にして首席で卒業し、その後、パリ高等音楽院に入学、12歳にして首席で卒業した世界的ヴァイオリニスト、作曲家。後にフランスを経てアメリカ国籍となった。ユダヤ系。 1962年、ニューヨークで交通事故に遭い、死去した。


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